
2008 Herbst -
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マツコ&有吉の怒り新党,結構好きです.
先日,有吉さん(広島出身)とマツコさん(千葉出身)が,東京に住むということについて,
住む場所というよりは戦っている場所だ,
時々,無力感にとらわれたりして,田舎に帰ると安心する,
と話していました.
私は東京出身だからなのでしょうか,まったく反対で,
東京を始め,人の多い都会にいると,すごーく安心します.
あぁこんな自分でも生きることを許されている,という感じです.
人の少ない所や,自然の豊かなところ(特に海よりも山)にいると,
落ち着かなくて,少し怖い感じがしてしまいます.
育った場所によるイメージの違いなんでしょうか.
オリラジの藤森さんは,大学生になるまで漫才を見たことがなかったという.
関西の人には信じられないことかもしれないが,
私がお笑いというのを初めて観たのは,もしかしたら,社会人になってからかもしれない.
2006年頃.
きっかけは,忘れもしない下北沢ビレッジバンガード.
多分ラーメンズの本公演を本多劇場でやっていたのだろう.
ビレッジバンガードで,STUDYのビデオを流していたのだ.ネタはQ&A.
面白くてきれいだった.見入ってしまった.
そこから,ラーメンズを検索して,オンエアバトルというものを知り
(と言ってもテレビは持っていなかったから,ソフト化されたDVDを観ただけ.その時にアンジャッシュも好きだった.)
そこから,ラーメンズの本公演のDVDをプレゼントで頂いて,
本公演に行くようになり,朝もはよから当日券に並ぶようになり....
という風に,はまっていった.
あまり違いはわからないけれど,ラーメンズはコントに分類されるらしいので,漫才はまだ.
少しして,M-1グランプリ,なるものがあるのに気付いて,
チュートリアルのちりんちりん(あのネタは本当に大好き)はでもリアルタイムじゃなかったから,
2007年頃なのかな.
いまだにどれが漫才なのかわからないけど,(M-1だから全部漫才なのか?)
そこでやっと,漫才なるものを観ようと思って観た.
こういうことは多分,関西では考えられないことなのかもしれない.
私の家は,テレビと言えば音楽番組とドラマが主で,
お笑いと言ったら,8時だよ全員集合,と,ひょうきん族だった.
だから,ビートたけしや明石家さんまが大好きで,(私はひょうきん族派だった)
阪神巨人だとか,のいるこいるだとか,中田カフスだとか,何やっている人なのかさっぱり.
漫才と言ったら,地味で暗くて,いつも一人がもう片方を叩いているイメージで,嫌いだった.
今だって決して詳しくはないけれど,
少なくともお笑いに笑わせてもらったりすることはある.
こういう風に,文化がひろまったのは,全国ネットのテレビの影響なんだろうなと思う.
ネタ番組が,お笑いの人たちにとって,大切だというのは,こういうことだ.
まだオリエンタルラジオブーム中なんですが,
見ているうちにどんどん藤森さんが気になってくる不思議.
藤森さんは確かにハンサムですが,中田さんも同じくらいハンサムに思えるのです.
でも藤森さんの笑顔やすね顔にどうしても目が行く.
なんだろう.
中田さんのストイックさや尖ってしまう感じ,頭でっかちさ,変態さ加減,
着眼点,動きのきれと客観性,
そういう才能や努力ははっきりとしていて,
そこが魅力的に見えるのは,わかりやすい.
さらに,彼は比較的感情を顕わにするタイプのように見えて,
その正直さ,誠実さは信頼できる.
けれど,藤森さんの魅力は,なんだかもっともわっとしている.
大人だな,という感じ.時に暴走する相方を受け止める度量の大きさ.
相方への信頼,尊敬とここでやっていくんだと腹をくくった感じ.
そして内に溜めたものを垂れ流してしまわない節度,或いは潔さ.
空気を察知するのが上手とは言え,面白いことを言うのは簡単ではないし.
相方と自分を比べたり,将来が不安定であることからくる
不安や焦りのあやうさもなくはない.
それでもなお,興味を惹かれてしまう.
他人を傷つけないあり方,やさしさ,その奥にある独立した感じ.
いいなぁ,この人.気になるなあ.
時々のはまりものは日々変化していくわたくしですが,
シャーロックがそろそろほとぼりも冷めてきた所で,オリエンタルラジオが軽く来ました.
なんだか最近は熱愛だとか女性問題だとかであまり評判がよくないようなんですが,
そんなことはどこ吹く風.
というか,最近のテレビは観られないので,昔のネタなぞを掘り返したりして
へー,面白いじゃん,というような.
武勇伝すら,流行っていた時には全然興味なかったんですが,
今見てみたら,面白いなぁと.
とは言え,掘り出せるネタが少ないので,この波は個人的にはすぐに過ぎそうなんですが.
まぁそれはそれとして.
昔はお笑いなぞ全然観なかったのに,ここ数年たまに波がくるようになりました.
ラーメンズとバカリズムは私の中で殿堂入りしてしまっていますが,
ブラックマヨネーズって面白いんだな,という時期もあったし,
チュートリアルの狂気じみた芸風がいいなと思う時期も.
有吉弘行はコンスタントに面白いと思いますし
(そもそもはバカリズムが出ているIPPONグランプリから彼への興味は始まったのでした)
オードリーの若林の波が来ていたことも.
(あれ,みんな結構性格暗そう?)
オリエンタルラジオは,芸がきれいだなあ,というのが印象的.
きれいでかっこいいお笑いをやりたいんだろうな,と.
二人ともきれいな顔立ちだし,
中田さんの身体の動きはすごくきれいで,藤森さんの歌は安心して聴ける.
絵になる舞台.
そして勿論,仲が良さそうなのが素敵です.
結局,お笑いの人たちは熾烈な争いの中で生きていて,
数年単位で見ると,如何に彼らが必死にもがいているかが見えてくる.
浮き草稼業で,本当に味方と思えるのは相方だけ.
生き残るべく芸風を広げ,お互いに模索し,
二人の関係が色々変化しながらやっていく,ドキュメンタリー.
結局,それが観たいんだろうな,私は.
そうやって必死に生み出した結果の,美しさや意外さ,面白さ.
オリエンタルラジオはまだ,芸の幅はそんなに広くはなくて,
見ていて少し危なっかしい.
時々,中田さんの横暴さ(藤森さんに頻繁に被ったりする点で)が目について,
もっともっと中田さんが素直に藤森さんを信頼できたらいいのになぁと思ったりする.
でも,彼らは若いし,一度這い上がっても来ているし,
この先何か面白いことが起こるんじゃないかと思わせてくれる何かがある.
オリエンタルラジオとラーメンズは,少し似ている.
どちらも友達がコンビを組んで,お互いが大好きで.
明るい側の人間は,思いつめる側の人間の才能を全面的に信用していて,
思いつめる側の人間は,俺はすごいんだと思いながら,
でも自分にない相手の華にすごく嫉妬したりしている.
オリエンタルラジオの出世作の武勇伝のキーフレーズの一つは,あっちゃんかっこいー,で,
それは,ラーメンズファンとしては,ぎんちゃんかっこいー,を思い出させる訳だけど,
面白いのは,ネタを書いている思いつめる側が,
そのセリフを言いたいのか言われたいのか,が逆だという点.
それを相手に言わせられる中田さんのまだしものオープンさと,
片桐仁に比べての藤森さんの器用さが,
オリエンタルラジオのこれからを期待させる.
ラーメンズは,ここ数年行き詰り感があって,
どんどん重箱の隅をつつくようになってしまっている.
それは,やっぱり,切磋琢磨の場から逃げたからなんじゃないかと思える.
二人の関係を意識的に変えるのも,新しい場所でチャレンジするのも,怖がってしまったから.
片桐さん,俳優なんてやってる場合じゃないんだよ.
今のまま行くなら,小林さんは小手先遊びの裏方になって,片桐さんは俳優になって,
ラーメンズの奇跡的な数年は,本当に一瞬の奇跡になってしまうのかもしれなくて,
人生とは或いはそういうものなのかもしれないけれど,
作品だけ魅せたい小林さんの思いとは裏腹に,
やっぱりここから全然別のところに行く,というドキュメンタリーを見たい.
全く別の種類の,でも同じくらい完成度の高い,見たことのない美しさを見せてほしい.
そして,それにはやっぱり,一人より二人の方が,可能性が広がると思う.
て,なんだかラーメンズの話になってしまったけれど,そうではなくて自分の話.
オリエンタルラジオにしても,シャーロックにしても,ブロマンス要素は多分にあって,
そういう関係に惹かれる時期というのは,自分の周囲の人間関係が薄いと感じている時期なのだろうか,とか.
自分の周りでの生涯の相方(家庭を持つ相手,には限らない)を見つけるのは至難の業に思えるし,
孤独には十分に慣れたつもりでも,やっぱり潜在的な不安があるんだろうなと.
それともう一つ.
オリエンタルラジオの二人にしてもシャーロックとジョンにしても,
勿論興味をひかれるのは,中田さんでありシャーロック(とモリアーティ)な訳だけど,
でも,自分としては,藤森さんやジョンのようになりたいな,とどこかで思っていることに気付く.
中田さんやシャーロックのような,ある種の異常さは自分になくて,
だからこそそれが大好きで,憧れて,
でも彼らにも彼らだけでは足りない部分があって,
それを少しでも補えるなら,或いは信頼してもらえるなら,
きっとすごく幸せだろうなぁーと.
そして,そう思ってしまう自分が,すごく悔しかったりするのです.
IMARUさんという芸能人が話しているのを見る.
知合いのOさんに印象が似ている.
しゃべり方の語尾がs混じりになるのと,自分が話した後に「はいー」と付けるのがすごく気になるけれど,人としてはとても謙虚で努力家なんだろうなと思わせる.質問に対する答えも,周囲に配慮したもので,芸能人らしいなという感じがしてしまうところがまだ若さなんだろうけれど,新人なんだから当たり前だろう.笑顔も素敵だし,顔も結構きれいな人なのでは.
ただどうしても話し方が気になる.
こういうのは世代の問題で,彼女にとっては普通の話し方なのだろうし,態度を悪くしようという気は微塵もないのだろうということも伝わってくるのだけれど.
同じようなことは,自分のしゃべり方に対して上の方が思うのかもしれない.
老若男女,インターナショナルに通じるのは,笑顔,だけどさ.