
2008 Herbst -
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病で亡くなった女性大衆小説家の評伝を書く女性フリーライターの物語.
バブリーな小説家に対して,反感とやっかみを感じていたフリーライターは,
彼女の周りの人の話を聞き進めるにつれ,彼女の人生に引き込まれていく.
途中,第3の人生で脱稿しようとすると,
読後感が悪い,
これは何のために書いたのか,読者は何のためにこれを読むのか,と突き返される.
そこには,メタに著者の誠意のようなものを感じる.
派手やかな表の顔,それの裏に潜む一見真実かに見える裏の顔,
さらには,それらを締める最後の暖かな終わり方.
第4の神話が,真実なのではない.
第5,第6の神話があるかもしれないし,
これらは自らの人生を自らの作品として仕上げた小説家の,
フリーライターによる読み換え,新しい別の作品,にすぎない.
大切なのは,それを書くことによって,それを読むことによって,
その後どのように変わるか,変われるかなのか,なんだろう.
必ずしも劇的な変化ではないにしても.
残念ながら,この小説にはそういう効果はなかったけれど.
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森瑤子さんという人をモデルとしているらしい.
森瑤子さんというのは,一時すごく流行ったかっこいい女,だそうだが,
私は全然読んだことがない.
ただ,旦那さんが借金をたくさん作っていた,とか,
華やかな社交関係とか,娘さんが死後暴露本(とは銘打っていないが)をだしたこととか,
この小説で扱われる女性小説家とは符合するところがかなりあるので,
多分,モデルにしているのは確かなことなのだろう.
この流れで森瑤子だとわかるような人たちに向けて書かれたものだと想定すると,
死後,娘により,本人が書かなかった裏側を暴露されたこと,
それによってあたかもそれこそが真実であるように扱われることに対して,
それすらも神話にすぎず,さらにその奥の,と見せかけて,その奥の,事実だってあるのだ,
と相対化しているかのように見える.
そうすることで,森瑤子さんへのレクイエムのようにすら見える.
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ところで,黒執事を見ていると,紅茶を飲みたくなる.
おもしろい.よくできてるなあ.
役者も揃っていて豪華.
下北沢の王将付近が出てきて,急にきゅーんとなってしまう.
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美丘は,主人公の吉高由里子さんはとてもきれいに見えるけれど,話がきつい.
まっすぐなラブストーリーが,素直に見られないのは,
自分のハートが固まってしまっているからなのかなあ.
こういうまっすぐなものを恥ずかしいとかこそばゆいと思ってしまう神経を超えて
上手に強引に攫ってほしい,
という白馬の王子様願望は,どんどんエスカレートして,現実から乖離していってしまう.
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黒執事.
シエルかわいい.適度にギャグも入っていて,よくできたアニメ.
自分をのっとられぬように,心を明け渡さずに生きていく.
その強さにこそ惹かれ,契約をかわし,悪魔セバスティアンは愛していく.
その瞳の強さ.絆.
背景の英国貴族風味もいいし,作画もいい.EDのちっちゃいシエル,セバスティアンも激烈かわいい.
one piece的なよさとは全然別だけど,こういうのもやっぱり好き.
こういう腐女子的と言われるような男性同士の恋愛(というより絆もの)に惹かれるのは,
やっぱり自分と恋愛が遠ざかっている証なのかなあ,という気もしてきた.
ストレートな恋愛ものにぐっと来ない.
30代の恋愛的ときめきってどんな風なのかなあ.
途中で切れてしまって最初の方しか見られていませんが,
印象的なセリフがありました.
あなたには友達がいる?走れメロスのような友達が.
相手の苦境には何を投げうってもかけつけ,自分の苦境には何を投げうってもかけつけてくれるような友達が.
そんな友達は,いない.
私はそれを結婚と呼ぶのだ.
勧月ありさ主演の食べ物ドラマ.
食べ物がおいしく見えるドラマ,映画というのが,最近の小さなブームなんだろうか.
飯島奈美さんというフードコーディネーターのお仕事である.
かもめ食堂,めがね,深夜食堂,に続いての天使のわけまえ.
本当に食べ物がおいしそうに見えるから,すごいなあ,新しいなあと思う.
食べ物がおいしいって,人に与える幸福度が高いから,
ほのぼのしたドラマになりやすい.
しかし,それをしっかり画面で伝えるっていうのはすごい.
いい加減目覚めなさい。まだそんなこともわからないの?
勉強は・・・しなきゃいけないものではありません。したい、と思うものです。
これからあなた達は、知らないものや、理解できないものに沢山出会います。
美しいなとか、楽しいなとか、不思議だなと思うものにも沢山出会います。
そのとき、もっともっとそのことを知りたい、勉強したいと自然に思うから人間なんです。
好奇心や、探究心のない人間は人間じゃありません。猿以下です!
自分達の生きているこの世界のことを知ろうとしなくて、何が出来ると言うんですか?
いくら勉強したって、生きている限り、わからないことはいっぱいあります。
世の中には、何でも知ったような顔をした大人がいっぱいいますが、あんなもの嘘っぱちです。
いい大学に入ろうが、いい会社に入ろうが、
いくつになっても勉強しようと思えば、いくらでも出来るんです。
好奇心を失った瞬間、人間は死んだも同然です。
勉強は、受験の為にするのではありません。立派な大人になる為にするんです。